季 節 だ よ り

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ノアザミIMG_4673a

No.120   ノアザミ (キク科)
      (野薊) 

 今年も鮮やかな紫色の花束が顔を出しました・・・。
堤防沿いの草むらで他の草より頭一つ高く
風に揺れています・・・。

 アザミの仲間では今の季節に咲くのは
このノアザミだけのようです。
少しだけ頂いて来て大きなガラスの花器に生けたら
とても素敵でした!
ただ、葉っぱに鋭いトゲがありますのでご注意を・・・。
 
2015.5.17


ヒトリシズカIMG_4630a

No.119  ヒトリシズカ (センリョウ科)
        (一人静) 

 以前ご紹介したフタリシズカ(二人静)より
少し早めに白い花を付ける愛らしい草花です。
ブラシ状の花は雄しべで雌しべは基部の方に・・・。

 その清楚な姿から静御前にちなんだ名前が付けられまし
たが群生するとなかなか賑やかになります。
小さな一輪挿しに生けると良いのかも知れませんね・・・。
 
 
 
2015.4.9


ミズバショウP1070984a

No.118  ミズバショウ (サトイモ科)
     (水芭蕉) 
 
 ミズバショウと言えば「夏の思い出」の歌の影響で
夏に咲くものだと思っている人が多いですが
実際は早春です。近くの湿原では今が見ごろ・・・。

 花に見える白い部分は苞(ほう)と呼ばれ
中にある棒状の小さな花々を包む葉が変化したものです。

 今は高さ30センチくらいで清楚な姿ですが
しばらくすると倍くらいに成長します。
眺めるなら早い方がお薦めですね・・・。

 
2015.3.31

ナツボウズIMG_4569a

No.117 オニシバリ / ナツボウズ (ジンチョウゲ科)
        (鬼縛り) (夏坊主) 
 
 雑木林の下で植えた覚えのない花が咲いていました。
たぶん鳥が実を食べて運んでくれたのだと思います・・・。

 オニシバリの名前の由来は、樹皮が強くて
鬼も縛れるという例えから・・・。
 ナツボウズ(夏坊主)という面白い別名は、秋に葉が開き
夏の間は葉を落とす変った性質から来たもの・・・。
どちらかというと、この別名のほうが良く知られています。

 いつか山で群生しているところを見たいものです・・・。

 
2015.3.2

 

CAG20UTQ-a

 

No.116 マルバマンサク (マンサク科)
      (丸葉満作) 
 

 雪の無い一月二月になりそうですね。 
今年はこのまま春になるのでしょうか・・・。

 明るい日差しを浴びて雑木林の中で黄色い花が
咲き始めました。
春一番に開くマルバマンサクです。
この花を始めとして、これから一年間、
どんな花々を紹介できるか楽しみです!


2015. 2.22

ツルウメモドキP1070773a

No.115 ツルウメモドキ (ニシキギ科)
     ( 蔓梅擬 )

 雪の中で赤い実が目に付きました。
堤防沿いの高い木に蔓が伸びていて
枝先には黄色い種皮と中の真っ赤な実が・・・。

 普段は目立たないのですが葉っぱが落ちる
この季節になると主役になります・・・。
リースや生け花にすると素敵でしょうね・・・
さっそく作って見ようと思います!


2014.12.10

 

 

シロバナサクラダテIMG_4129a

No.114 シロバナサクラタデ (タデ科)
       ( 白花桜蓼 )

 庭に見慣れない白い花が咲いていました。
先回に続きタデ科の花ですが、とても清楚ですね。
そう言えば、昨年頂いたのを植えた覚えが・・・
すっかり忘れていましたが、ちゃんと根付いてくれて
嬉しかったです!

 少し前まではピンクのサクラタデも道端に
あったのですが、最近は見かけませんね・・・。
それでも、散歩するとあちらこちらに
秋の草花が咲いていて楽しくなります。
 良い季節になりました・・・。

2014.9.22
 

 

ミズヒキIMG_4105a

 

No.113 ミズヒキ (タデ科)
    ( 水引 ) 

 これからの季節はタデ科の植物が目に付きます。
そういえば蕎麦もタデ科でしたね・・・
もうしばらくしたら新蕎麦もお店に登場することでしょう。

 写真の花もタデ科のミズヒキです。
細長い枝先に小さな花が連なって咲いています。
下から見ると白い部分が目立ち、上からだと赤く見え
紅白の水引に似ているのでこの名前に・・・。

 細い穂先が風に揺れるので写真に撮るのが
なかなか大変でした・・・。

2014.9.13
 

ネジバナP1070490a

No.112 ネジバナ (ラン科)
    ( 捩花 ) 

 近くの堤防沿いの草地に、小さな花が付いた茎が
たくさん伸びていました・・・。
高さは20から30センチくらいで23ミリのかわいい

花がらせん状に咲いていて名前もここから付けられました。

 なんでも花の付き方に右巻きと左巻きがあるそうです。
なんだか人間のつむじみたいで面白いですね・・・。

2014.7.16
 

ノイバラP1070335a

No.111 ノイバラ (バラ科)
    (野茨) 

 道のあちらこちらに白い花が目立ちます・・・
No.65
で赤い実の写真を載せたノイバラの花々です。

 現在の園芸品種のバラの原種の一つだそうで
世界に誇れるバラとのこと・・・。
でもトゲが痛くて雑草と一緒に迷惑者あつかいされ
刈り取られることもしばしばです。

 よく見るととても清楚な花ですね・・・。


2014.6.7

 

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