季 節 だ よ り

(画像をクリックすると大きい画像が見られます)

バックナンバー 目次、索引

 

No.130  サワシバ (カバノキ科)

     (沢柴)

 

 この季節、立ち寄って下さるお客様が

なんの実ですか?と尋ねられるのが写真のサワシバ。

ホップのような花序は牝花で、奥に下がっている

茶色っぽい花序が雄花です・・・。

 

 カバノキ科、シデ属は同じような姿をしているので

見分けが難しいのですが、花が付くと分かりやすいです。

 

 これでビールができると良いのですが

残念ながらそれは無理のようですね・・・。

 

 

 

2017.5.14

 

No.129 マルバマンサク (マンサク科)

    (丸葉満作) 

 

 裏庭の雑木林の雪もすっかり解けてしまい

今日は春を思わせるお天気でした・・・。

 

 気温も上がり固い蕾だったマンサクの花も咲き始めました!

例年より少し早めのようですがこの花が開くと冬ももうすぐ

終わりですね・・・。

 

 このコーナーで今年も目に留まったかわいい花々を

紹介できればと思っています・・・。

 

2017. 2.16

 

 

No.128 ミヤマガマズミ ( レンプクソウ科 )

    ( 深山莢蒾 )

 

 色鮮やかな木の実が目立つ季節になりました。

ガマズミは以前にも紹介しましたが

このミヤマガマズミは葉が少し小さくて薄くなっています。

実はガマズミより少なめに付き、やや丸くて大きいです。

それにしても輝いていてきれいですねー!

 

 前はスイカズラ科で分類されていたのですが

最近はレンプクソウ科という事になっています・・・。

このような分類の研究をコツコツやっている学者が

いるんですよねー・・・。

 

私はガマズミ酒の仕込みの研究でもする事にしましょう・・・。

 

 

2016.10.20

 

No.127 オミナエシ ( オミナエシ科 )

    ( 女郎花 )

 

 お客様の玄関先できれいな黄色い花が

風で揺れていました・・・。

 

 秋の七草の一つのオミナエシです。 

昔はそこら中に自生していたそうですが

今は栽培している以外はなかなか見ることが

できないようです。

手入れが行き届かない荒地では生育が難しいとのこと。

 

 人間の生活環境の変化とともに

草花も変遷を強いられるようですね・・・。

 

 

2016.9.17

 

ヒメサユリ開花IMG_5254a

No.126 ヒメサユリ ( ユリ科 )
 
   ( 姫小百合 )

 この季節はユリ科の花が目立ちますね・・・。
このきれいなピンク色のユリはオトメユリが
本当の名前だそうですが、昔からヒメサユリと
呼んでいたのでこちらの呼び名で・・・。

 この季節、新潟の山に行くと登山道に咲いていて
その可憐な姿と甘い香りで疲れた体を癒してもらった
のを思い出しました・・・。

 写真の花は知人が栽培したのを頂いたのですが
いつか、また山で出会える日を楽しみにしています!


2016.5.17

マイズルソウIMG_5221a

No.125 マイヅルソウ ( ユリ科 )
 
    ( 舞鶴草 )

 数年前に庭を歩いていて偶然見つけたマイヅルソウが
今年もかわいい花を付けてくれました・・・。

 チゴユリと仲良く群生しているのですが
植えた記憶がまったくありません・・・。
他の樹木の根元に付いてきたのか、鳥が種を運んだものか
どちらにしても嬉しい発見でした!

 来年も顔を見せてくれるのを楽しみにしています・・・。


2016.5.8

ミヤマエンレイソウIMG_5168a

No.124 ミヤマエンレイソウ ( ユリ科 )
 
    ( 深山延齢草 )

 新緑の雑木林の下に純白の花が開きました!

別名、白花延齢草とも呼ばれる清楚な山野草です・・・。
だいぶ前に植えたのですが、場所が気にいったのか
毎年、顔を出してくれます・・・。

 若葉の下で深呼吸すると、芽吹いた草花の香りが
胸いっぱいに入ってきて、とても爽やかです!

 最近は一年でこの季節が一番好きな気がします・・・。


2016.4.30

マンサク2016IMG_5026a

No.123 マルバマンサク (マンサク科)
      (丸葉満作) 
 
 もうそろそろかなー?と裏の雑木林を覗いたら
かわいい黄色い花が咲いていました!

 定期的に雪が降っていたので開花が遅いのでは?
と思っていましたが、ほぼ例年どうりに・・・。
この花が開くと春ももうすぐという気がしてきます。

 このマンサクを初めとして、これから春の花が
次々と目を楽しませてくれることでしょう・・・。
そんな花々を今年もこのページでお知らせできればと
思っております・・・。


2016. 2.21

IツルアリドウシMG_4843a

No.122 ツルアリドウシ(アカネ科)
     (蔓蟻通し) 

 先日、近くの山に行ったら小さな赤い実が
目に入りました・・・。
ツルアリドウシという変った名前の植物です。
アリドウシという木に葉や実が似ているので
名付けられたそうですが、こちらはツル性で
地面を這うように伸びています。
そして蟻通しの名前の由来になった棘はありません。

 この季節になると林の下の暗い地面の上で
ひっそりと真っ赤な実を付けています。
見つけると思わずにっこりしてしまいます・・・。

 
2015.10.14


ヒヨドリジョウゴIMG_4824a

No.121  ヒヨドリジョウゴ (ナス科)
     (鵯上戸) 

 この季節、お客様の庭から毎年出てくる
小さくて可愛い花です・・・。

 つる性の植物で、クコなどと同じナス科の植物。
花が終わると5ミリほどの真っ赤な実をつけます。
小さなミニトマトのようですね・・・。
そう言えばトマトもナス科。今の大きなトマトも
昔はこんなに小さかったのかも知れませんね・・・。

 
ちなみにヒヨドリジョウゴという名前は
ヒヨドリが好んで食べると言う事で付けられた
そうですが、食べているところは見た事がありません・・・。

 
2015.9.17

 

楽風舎トップページ へ