物心が付いた時、家に蓄音機がありました。
なんでも祖父が村で一番最初に入れたそうです。
その後、父がコンソール型のステレオを、これも村で初めて買いました。
裕福な家でも無かったのに、子供の頃から音楽だけは身近でした。
そんな家系のDNAのせいか、音楽の無い人生は考えられません。
二十代には、好きが高じて新潟でクラシック喫茶を始めました。
店が閉店し、ディスクの形はLPからCDへと変わりましたが
音楽の楽しさ、素晴らしさを感じる気持ちは増すばかりです。
この音楽ノートは、そんなLP、CDの話や
それらを再生する装置について、また思い出に残る
コンサートの話などを書きとめてみたいと思っています。
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