第58号 「 冬に備えて 」
2013.12.6
初雪も降り、落葉樹は枝だけになりました・・・。
当方は冬囲いの作業で連日、バタバタしております。
この冬は雪が多いとの予報も出ています。
大事な庭木は縄でぐるっと縛るだけでもいいので
ぜひやってみてください・・・。
(余談ですが年々、縄の材料であるワラが不足していて
良質な縄、コモ等が手に入りにくいのが悩みの種です)
それと、こちらも毎年の事ですが
この時期に肥料をあげると樹々のために有効です。
油かすなどの有機肥料を樹の根元に埋め込んであげると
花や実がいっそう楽しめると思います・・・。
今年の庭情報は今号で最終の予定です。
来年も皆様のお役に立てる情報をできるだけ多く
掲載できればと思っております・・・。
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第57号 「 病害虫情報 No.6 」
2013.10.6
久しぶりの庭情報になりました・・・。
今年の9月は残暑はそれほどでもなかったのですが
雨が少なく、乾燥ぎみでした。
その上、アメシロが猛威を振るい葉の無い樹を
多く見かけます。
共同防除をやらなくなった所が増えているのが
原因かもしれません。
マツもあちらこちらで茶色になったものが
見受けられます。
こちらはマツクイムシの被害樹がほとんど・・・
猛烈な勢いで広がりつつあります。
早目の伐採をお薦めします・・・。
写真の黄緑色の幼虫はマツノミドリハバチ。
マツ類、特に五葉松に発生してあっという間に
葉っぱを食べてしまいます。
先号のルリチュレンジと同じハバチの仲間。
温暖化の影響でしょうか、こちらも増殖中です。
殺虫剤はトレボン等がお薦めです・・・。
(希釈倍数にはくれぐれもご注意を)
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第56号 「 害虫情報 No.5 」
2013.7.30
お客様の庭のサツキツツジが丸坊主に・・・。
犯人は1センチくらいの小さな青虫でした。
ルリチュウレンジというハバチの幼虫です。
成虫は羽根の生えた小さな虫ですが
体が青黒いメタリック色に輝いています。
大量に発生し、あっという間に葉を食べつくして
しまいます。
この時期、ツツジの葉には充分注意して下さい。
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第55号 「庭木の移植 & 害虫情報 No.4 」
2013.7.2
先日、木の移植を依頼されました。
直径が3メートル近い大きなサツキツツジです。
時期的にはもう少し早いほうがいいのですが
根の部分をできるだけ残し、時間をかけずに
移植しました。
ツツジ類は水はけのよい土壌を好みますので
鹿沼土や赤玉土に腐葉土と土を混ぜた上に
植え込みました。
来年、花が咲くのが楽しみです!
同じ庭のツバキに今年初めてのチャドクガが
付いていました。
ツバキの他にサザンカやチャノキに発生して
毒の毛が皮膚に刺さるとやっかいです。
庭に出るときは特にご注意を・・・。
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第54号 「 乾燥注意報&害虫情報 No.3 」
2013.6.13
台風のフェーン現象でしょうか連日30度を越えて
人も樹々もぐったりです・・・。
ぜひ、水やりをお願いいたします!
そんな暑い中、とうとうアメシロが発生しました。
ナナカマドにいましたが、まだ1ミリくらいの幼虫です。
ほとんどの広葉樹に付きますので要注意です。
小さいうちは枝ごと取って処分して下さい。
広範囲に広がった場合は、殺虫剤の散布を・・・。
販売中止になったディプテレックスの代わりには
トレボン等がおすすめです。
散布時は暑い日中は避けて、希釈倍数には
くれぐれも注意してください・・・。
なお、薬害等の心配もありますので
ご心配な方は、当方までご連絡のほどを・・・。
毒物劇物取扱責任者 飯口 晃
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第53号 「 乾燥注意報&害虫情報 No.2 」
2013.6.7
今日、ひさしぶりに雨が降りました。
恵みの雨になるかと思ったのですが、パラパラ程度。
ほとんど地面の中は濡れていません。
今年の5月は例年の1/3の降雨量だったとか・・・。
この時期、気温がまだ低いので安心しがちですが
草木の水やりは大切です。
ビールが美味しいと感じたら、植物にも水を!
特に、植えたばかりの物はまめにあげて下さい。
写真の実のような丸いのは、カイガラムシの一種で
タマカタカイガラムシという舌を噛みそうな名前の害虫です。
5月頃にウメなどのバラ科の樹の枝に幼虫が定着して
4〜5ミリの固い殻を作り、樹液を吸って繁殖します。
ベタベタ光る排泄物にスス病なども付いて厄介です。
殻でガードされているのでなかなか薬剤が効かず
根気良くブラシなどで落とすのが一番かと思います。
大量に発生した場合は当方までご連絡下さい・・・。
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第52号 「害虫情報No.1」
2013. 5. 13
ついこの前までストーブが必要でしたが
ようやく気温が上がってきました。
今日あたりは25度を超えて暑いくらいに・・・。
そうなると害虫も出始めます。
今年最初は「ミノウスバ」。
庭のコマユミに付いていました。
ニシキギ科の植物(マサキ、マユミ、ニシキギ等)に
発生し、短時間で葉が丸坊主になってしまいます。
殺虫剤を指定された倍数に希釈して散布してください。
今まではディプテレックスをお薦めしていたのですが
登録の関係で今年からは店頭では見かけないと思います。
薬害が少なく重宝していたのですが仕方ないですね。
代わりになるような薬剤が見つかりましたら
当コーナーでお知らせいたしますので
在庫があるなら使い切ってください。
まだ葉がやわらかいので、日差しの強い
日中はさけて、希釈倍数にはくれぐれもご注意を・・・。
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