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P.50 ヘンデル
木管のためのソナタ全集
フランス・ブリュッヘン(Rec、Fl.w) 他
SEON B18D-38011〜12
先日、新聞にフランス・ブリュヘン氏の訃報が載って
いました・・・。
1934年オランダ生まれで古楽器を使ったバロック演奏に
多大なる貢献をし、オーケストラの指揮者としても活躍。
多くの後進を育て、79年の生涯を全うされたと・・・。
彼の演奏で一番多く聴いたCDがこのヘンデルのソナタ集。
LP時代からの愛聴盤でした・・・。
(現在はジャケットが変わっているかも知れませんがまだ手に
入ると思います)
昨今の演奏に比べるとゆっくりに感じるかもしれませんが
しっとりとして暖かみのある演奏はヘンデルの音楽に
とても合っていると思います。
聴き進むうちに心が和らいで行くのが分かります・・・。
心よりご冥福をお祈りいたします・・・。
2014.8.17
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P.49 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲
第3番、4番、5番
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
東京エムプラス PTC 5186 479(輸入盤SACD/CD)
先日、東京に行った際にCDショップに立ち寄りました。
試聴して何枚か買い求めた中の一枚がこのモーツァルト。
アラベラ・美歩・シュタインバッハーは日本人の母と
ドイツ人の父を持つ若手のヴァイオリニスト・・・。
やや硬質ながら澄んだ伸びのあるヴァイオリンが
とても良く歌います・・・。
オーケストラの響きもさわやかで、緑の樹々の葉を
通して降り注ぐ初夏の日差しのようです・・・。
久々に颯爽としたモーツァルトの演奏を聴きました。
2014.6.1
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P.48 ベートーヴェン 交響曲第5番、7番
ヨハン・シュトラウスU世「こうもり」序曲
カルロス・クライバー(Cond)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バイエルン国立管弦楽団
CLASSIC PREMIUM SHCP-1
昨年の正月もクライバーのCDを紹介させて
頂きましたが、今年もまた・・・。
このCDは「クラシック・プレミアム」という
CDつきマガジンの創刊号です。(1月4日発売)
特別号で割安だったので買ってみました。
そんなに期待しないでプレーヤーに入れてみると
これがなんとも!!
オーディオ雑記帳P.21にも書きましたが
数年前にリリースされたSHM-CDと
ほとんど同じ音質でした!
中でも喜歌劇「こうもり」はクライバーの指揮も
オケも最高です!!
この一曲だけでも本を買った価値があるくらい・・・。
ぜひ、店頭にあるうちにお買い求めを・・・。
(何回も言いますがリベートはもらっていませんよ)
2014.1.16
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P.47 J.S.バッハ 「ヴァイオリン協奏曲、他」
ジャニーヌ・ヤンセン (vn)
&FRIENDS(アンサンブル)
DECCA 478 5362(輸入盤)
最近リリースされたバッハのヴァイオリン協奏曲を
秋の楽風舎の開店中に何枚か聴きました・・・
ムローヴァ、ボッジャー、バレッテイ、・・・。
中でもオランダ生まれの若手ヴァイオリニスト
ジャニーヌ・ヤンセンのCDが心に残りました・・・
彼女の友人たちによる小編成のアンサンブルの中で
生き生きとヴァイオリンが歌っています!
秋の明るく澄んだ空気の中で、色々な紅葉が
揺れて重なり合っているのを見るような・・・
けっして声高にならずに、この世に生まれ
音楽を聴ける喜びを感じさせてくれます・・・。
2013.11.18
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P.46 FAR AWAY PLACES
ジャネット・サイデル (vo.p)
Trio & Friends
MZCF-1280
秋風が吹いて涼しくなってくると
どこかに旅をしたくなりますね・・・。
オーストラリア生まれのジャネット・サイデルは
その軽やかな歌声が大好きで、ほとんどのアルバムを
持っています・・・。
前作の「マナクーラの月」から6年ぶりの新作は
自身のピアノはもちろん、ヴィンテージウクレレや
クラリネットも入ってしみじみと流れます・・・。
虫の声が聞こえる秋の夜長に
ヴォリュームを少し絞って聴いていると
本当に見知らぬ街に行ってみたくなります・・・。
2013.9.29
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P.45 ベートーヴェン ピアノソナタ全集
第3集(第1〜3、26、27、29〜32番)
フランソワ=フレデリック・ギィ(Pf)
ZZT318(輸入盤3CD)
毎日、暑い日が続いています・・・。
なかなか音楽を聴く余裕がなくて、イライラ気味に・・・。
思い立って気温が低めな午前中にアンプに灯を入れ
手に取ったのがこのCD・・・。
フランスの若手ピアニスト、フレデリック・ギィの
ベートーヴェン ピアノソナタ全集・・・。
最初はジャケットのインパクトが強すぎて店頭で
買うのをためらいました。
でも、なにか引っかかるものがあり、P/Cで検索したら
悲愴の2楽章がアップされていて、即購入へ・・・。
最初に後期の30、31、32番のソナタから
聴きました・・・
やさしく流れるような旋律、そして澄んだピアノの音が
気持ちを開放させてくれます・・・
久しぶりに心に響く本物のベートーヴェンの演奏を聴きました。
夏の間の楽しみがまた一つ増えました・・・。
2013.8.18
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P.44 モーツァルト
クラリネット協奏曲
フルートとハープの為の協奏曲
アルフレート・プリンツ(cl)
ヴェルナー・トリップ (fl)
フーベルト・イェリネク(harp)
カール・ミュンヒンガー(cond)
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
PROC-1290(TOWER
RECORDS)
先日、某CDショップを覗いたらこのCDが棚に・・・
LP手帳P.28でも取り上げたミュンヒンガーの
モーツアルトのコンチェルトが再発になっていました。
1962年録音のこの演奏はLPはもとよりCDになってからも
何回かリリースされていて、今更また・・・との感も・・・。
特にCDになってからはあまり良い印象がなかったので
少し迷いましたがジャケットが良く、その上廉価盤だったので
買って帰りました・・・。
そんなに期待しないで聴いてみると・・・
これがなんとも素晴らしい音質でプレスされていました!
少し硬質で輝くような響きは昔のDECCAのサウンドです!
若いプリンツのクラリネットやオケの低音部の響きは
レコードをはるかに超えているかも知れません・・・。
解説を見ると、オリジナルマスターテープから
新たに作られたとの事。
こんなに明るく生気に満ちた音楽を聴くと
梅雨の空気も軽くなる気がします・・・。
2013.7.15
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P.43 J・D・サウザー 「NATURAL HISTORY」
John David Souther(vo.g)他
EOM-CD-2138(輸入盤)
気が付くといつもこのCDを手に取っていました・・・。
イーグルスやリンダロンシュタットに提供した名曲と
JDサウザー自身のヒット曲が、シンプルなアレンジで
よみがえりました・・・。
歳月を重ね、かろやかな歌声の中にもしみじみとした
哀愁が伝わってきて、何度聴いても心に響きます・・・。
バックも最小限に抑えられ、アレンジも楽器の音も秀逸です!
夕暮れ時、ビール片手に心を遠くに飛ばしてください・・・。
2013.6.7
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P.42 「 ブルーノ・ワルター・エディション
」
ブルーノ・ワルター( cond )
コロンビア交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
Sony BMG Koria S70891C(39CD)
このところ廉価版のCDボックスが
数多く発売されています。
このほど、ついにワルターのこんな厚い箱が・・・。
CBSソニーに録音したベートーヴェン、ブラームス、
モーツアルト、マーラーなどの名盤がなんと39枚も
収められています!
何枚かダブってしまう方もおいでかと思いますが
音質も良く、値段も一万円以下で手に入りますし
なにより演奏が・・・!
冬の楽風舎の開店時に、お客様に大音量で
ブラームスなどを聴いて頂いたのですが
何人かはすぐに注文されたそうです。
注(レコード会社からはリベートはもらっていません)
ワルターを聴いていると、心の底から音楽を聴ける
喜びと幸せが湧いてきます・・・。
録音してくれて、ほんとうに感謝しています・・・。
2013.3.9
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P.41 「 ニューイヤーコンサート1989 」
カルロス・クライバー( cond )
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
Sony.M.J SICC 30032-3 (Blu‐spec CD)
いよいよ今年も20日あまりになりました。
恒例のニューイヤーコンサートももうすぐですね。
そこで発売になったばかりのこのCDを・・・。
孤高の天才、カルロス・クライバーが初めて
タクトを振った1989年のニューイヤーコンサートです。
その後1992年にも再び登場しましたが、どちらも
躍動感にあふれた名演でした!
特に1989年は初めてとあって、楽しさの中にも
凛とした空気が感じられ、とてもいいと思います!
カルロス・クライバーのお父さんは
これも名指揮者のエーリッヒ・クライバー。
この人のウィンナーワルツも絶品でした・・・
今回のCDは二枚組みの完全版。
しかも高音質盤となって音質も向上しています。
楽風舎の二階で部屋を暗くして聴いていたら
まるでムジークフェラインザールに居るようでした。
(前を通っただけで、中に入った事がありませんが
いつかは・・・)
試聴ご希望の方は開店時にお知らせください。
二階、特等席?にご案内いたします・・・。
2012.12.8
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