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CDがLPに取って代わった頃、
音楽再生に未来はないと思いました。
それ程その頃のCDとCDプレーヤーは
完成度が低かったように思います。
 今世紀に入って、ようやくソフト、ハードともに
聴くに堪える、いや聴くに値する物に
なって来たと感じています。
 
 このコーナーではジャンルを問わず、気に入ったCDを
思い付くままに棚から取り出してみたいと思います。
 

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P.1-10
  P.11-20  P.21-30  P.31-40  P.41-50

.59  W..モーツァルト 「ホルン協奏曲他」

 

         ラデク・バボラーク(h r n

                               バボラーク ・アンサンブル 

             SUPRAPHON SU4207-2 輸入盤

             

 

 このコーナー、半年以上も更新をしていませんでした。

ジャケットのスキャンが思うようにいかず、ついズルズルと・・・

なんて、言い訳はやめてさっそくCDのご紹介をしましょう。

日差しも長くなり草木も芽吹き始めたこの季節にぴったりな一枚を!

 

 1976年チェコに生まれ、若くして世界的なホルン奏者になった

ラデク・バボラーク。

昨年リリースされたこのCDはモーツァルトのホルン五重奏から

始まって、めずらしい室内楽版のホルン協奏曲が収められています。

春の日差しに照らされた野山を見渡すような伸びやかなホルン。

少し冷たさも残る春風にも似たアンサンブルは心安らぎます・・・。

たぶん、この半年で一番多く聴いたモーツァルトだと思います♪

 

 しばらくはこのCDがデニス・ブレインのホルン協奏曲の

となりに収まるような気がしています・・・。

 

                      2017.3.16

バッハチェンバロ協奏曲A51hY9gEPWTL

.58  J..バッハ 「チェンバロ協奏曲集」

             ラース・ウルリク・モーテンセン(cemb
                 
    コンチェルト・コペンハーゲン
                 cpo 999 989-2(第1集) 輸入盤
                    777 248-2(第2集)
                    777 681-2(第3集)


毎日、暑い日が続いています・・・。
熱が出る真空管アンプにスイッチを入れるのも
遠ざかり気味に・・・。
暑いときは熱いベートーヴェンに限る!と
紹介したいCDもあったのですがまたの機会に・・・。
 
 今回はジャケットも演奏も爽やかなこの曲集を・・・。
バッハのチェンバロ協奏曲はトレヴァー・ピノックの
アルヒーフ盤をLPの頃から聴いてきて今でも愛聴盤です。
それでも新しい演奏はないかと探していたのですが
なかなか見つかりませんでした。
最近リリースされたシュタイヤーのCDも重くて今一つ・・・。

 ラース・ウルリク・モーテンセンはデンマークの
チェンバリストで母国のコンチェルト・コペンハーゲンを
率いて今回の協奏曲集を録音しました。
私はまったく聴いたことは無かった演奏者ですが
素敵なジャケットに引かれてまず第1集から・・・。

 聴き始めると音がきれいに流れて空に吸い込まれるよう・・・
目を閉じていると小ホールのステージが現れるような
自然な音場に感動してすぐに2、3集と取り寄せました・・・。
すると3集にはなんとトレヴァー・ピノックの名前が
演奏者として載っていたのです!

 なんだか不思議な巡り合わせを感じました・・・。

                           2016.8.14

(注)写真は第2集でデザインは同じで他は色違い 

CD-02

.57 アルブレヒト・マイヤー / イン ベニス

                  アルブレヒト・マイヤー(ob
              ニュー シーズンズ アンサンブル
                  DECCA 478 0313(輸入盤)

 このごろオーボエが入ったCDをよく聴きます。
最近、手に入れた何枚かの中で気に入った一枚を・・・。

 まず、何といってもジャケットが素敵ですね!
ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者でソロアルバムも何枚か
出しているアルブレヒト・マイヤーのイタリア バロック名曲集。
 先回のクイケンの四季もそうですがイタリアの音楽家が
演奏したものより、生まれた国の緯度が北に上がっただけ
体感温度が2〜3度下がって聴こえるのは気のせいかな・・・?

 初夏の明るい夕暮れ時、冷たい白ワインなどを飲みながら
遠い異国に思いを馳せるにはぴったりではないでしょうか・・・。

                                2016.5.29

四季vivaldi

.56 A・ヴィヴァルディ
    「 協奏曲集 四季 他 」

         ジギスヴァルト・クイケン(vnvc-da-spalla
         ラ・プティット・バンド
                      ACCENT ACC24179
                   SAD/CD Hybrid(輸入盤)

 次々と花々が開くこの季節、あちらこちらで
四季の春のメロデイを耳にするのでは・・・。

 今さらそんなポピュラーな曲なんて・・・と思うかも
知れませんが、このところなぜか聴きたくなり
ラックから取り出したCDを次から次と・・・。

 今のところ、一番のお気に入りは2006年録音のクイケンの新盤。
各パートひとりの最小編成で、独奏者とチェンバロを含め
総勢6人とのこと・・・。
 小編成ならではの澄んだ響きが美しく、とても新鮮に聴こえます。
あまり奇をてらわない伸び伸びとした演奏にも好感が・・・。
 
やっぱり四季は名曲です!

 五月の開店時には朝から晩まで四季が流れているかも・・・?

                                 2016.4.9

アン IMG_5080

.55 「 ブルー バートン 」

                       アン・バートン (vo)
                    ルイス・ヴァン・ダイク trio
                           Music on CD
                    MOCCD 13035 (輸入盤)

 昨年、東京のCDショップを覗いたらこのCDが・・・
アン・バートンはLPのころから大好きな歌い手で
CDも何枚か持っていたのですがSACDのように
ケースの角が丸いタイプだったので思わず手に・・・。

 しばらく忘れていたのですが今年になって聴いてみたら
これが・・・!!
今までのCDではどうしてもLPのように上手く
歌ってはくれませんでした。
でもこのCDは違います!ちゃんと生身の彼女が
静かにつぶやくように・・・。

 よく見たらアン・バートンと同じオランダ生まれの
CDでした!
どうりで・・・と納得した次第。
デジタルになっても、結局はマスタリングする人の
経験と感性なんだと再認識しました・・・。

 静かにお酒を飲む夜に、少し離れてそばに居てくれる。
そんなアルバムです・・・。

                        2016.3.8

CD手帳 五嶋みどりa

.54 ..バッハ 

「無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ」全6曲

                      五嶋 みどり (vn)
                     ONYX4084 (輸入盤)

 一ヶ月ほど前、車の中でFMのスイッチを入れたら
流れてきた音楽に釘付けになり最後まで・・・
曲はショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲1番。
N響、パーヴォ・ヤルヴィの指揮でソリストは五嶋みどり。
凄い演奏でした・・・!

 そして先回の楽風舎の開店の時、お客様が持って来て下さった
CDがこの無伴奏。五嶋みどりの最新アルバムです。
1番のソナタが流れた瞬間、鳥肌がたちました・・・。
音楽に浸るだけの時間が流れ、もうお店の事はどこかに・・・。

名器ガァルネリも冴え冴えと響き中低音は凄みがあり録音も秀逸!
いったいどれだけの時間と経験を積んだらこの高みに
たどり着くのでしょう・・・
思っただけで気が遠くなりそうです・・・。

                              2015.11.23

ユリア フィッシャーCD手帳 

.53 J..バッハ 「ヴァイオリン協奏曲、他」

                  ユリア・フィッシャー (vn)
           アレクサンダー・シトコヴェツキー(vn)
                 アンドレイ・ルヴツォフ(ob
                   アカデミー室内管弦楽団
              DECCA BOO12490-02(輸入盤)

 若手ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーの
DECCA移籍ファーストアルバム。
最近のDECCAの録音は素晴らしいと思います!
.47で同じバッハのコンチェルトを紹介しましたが
こちらも同じレーベル。たぶん相当耳の良い技術者が
居ると思います・・・。

 演奏はもちろん☆☆☆!
五月の楽風舎では何回もCDトレイに入れました。
特にヴァイオリン協奏曲の1番、2番は秀逸です!
ゆっくりとした第二楽章は、バッハの旋律の美しさが
特に際立ちます・・・。
稀代のメロディメーカー、ポール・マッカートニーが
クラシックで、もっとも影響を受けた作曲家はバッハ!
と公言しています。正に天才は天才を知る・・・
我々、凡人はただその音楽を聴ける喜びに浸るのみ・・・
でも、しみじみありがたいと思う今日この頃です・・・。

                          2015.7.11

CD手帳ボブ dィランa 

.52 SHADOWS IN THE NICHT

ボブ・ディラン(Vo) COLUMBIA 88875057962(輸入盤)

 このアルバムを手に入れたのは約一ヶ月ほど前・・・。
大好きなフランク・シナトラの持ち歌のカヴァー集で
あのボブ・ディランが歌ってる!・・・即、購入しました。
最初に聴いた時は、なんだオッサンの鼻歌かー・・・と。
スタンダードナンバーだけに独特の声とつぶやくような
歌い方に、しばらくは距離を置いていました。

 ところが、その後も自然とこのCDに手が伸びるのです・・・。
やはりボブ・ディランは只者ではありませんでした!
何回も聴いているうちに、心の中にゆっくりと入り込んで
またすーと消えていくのです・・・。

 ただ皆さん方にお薦めできるかというと少々?マークが・・・
録音もそんなに良くは無く、あまりにもとつとつと歌っているので
最初に私が受けたように素通りしてしまうかも・・・。

 今のところ楽風舎ではカウンターの前の、小さなスピーカー
から出てくる音が一番しっくり来るようです・・・。

                               2015.3.22

CA43DFJ8

.51 月の沙漠 〜 日本のうた
                      波多野 睦美(歌)
                西山 まりえ(バロックハープ)
            ダウランド&カンパニイ MHS-003

 波多野さんの新しいアルバムがリリースされました。
タイトルになっている月の沙漠や宵待ち草、初恋など
耳に馴染みのある日本のうたが収められています。
最後の曲は西田佐知子さんのアカシアの雨がやむとき!

 何年か前に「美しい日本の歌」という波多野さんの
CDが出ましたが、今回は西山まりえさんの
バロックハープがとても素敵な音を奏でています。

 静かにゆっくりと広がっていく伸びやかな歌声と
冴え冴えと、時に凛として響くバロックハープが
紡ぎだす音楽は、聴く人を軽々と歌の世界に
連れ出してくれます・・・。

 また一枚、波多野さんの素敵なCDがラックに
収まりました・・・。


                              2014.11.16


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