季 節 だ よ り

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 No.1〜10  No.11〜20  No.21〜30  No.31〜40  No.41〜50  No.51〜60  No.61〜70  No.71〜80  No.81〜

 

 No.10  コブシ  (モクレン科)
 

 楽風景の玄関前にある、コブシが満開になりました!
高さ10Mあまりにもなる、このコブシは、モクレンの
台木だったものです。
 春のお日様に照らされて、白く輝いています。
 
  新潟の山には、コブシの仲間で、タムシバとういう
同じような花をつける樹がありますが、コブシの方が
花が多めに咲く事と、花と一緒に一枚、かわいい葉っぱが
出ているので区別が付きます。

 北国の春にも歌われるように、この花が咲くと
寒い北の国でも、農作業が始まるそうです。

2009.4.11

 No.9  アカヤシオ  (ツツジ科)
 

 楽風景のツツジの中で、一番早く咲くのがアカヤシオ。
淡いピンク色の丸みをおびた花弁が、とてもかわいいです。
事務所の窓から外を見るたび、心がなごみます。

 この近くの山では、濃い赤紫色の花を付ける
ムラサキヤシオがほとんどです。
雪解けの山肌に、目にも鮮やかなコントラストを見せて
くれます。
 ちなみに、ヤシオとは、何回も染めて色を付ける
の意味から取られ、八染と書きます。

 ヤシオという名前が付くツツジの仲間には、その他に
透きとおった白い花をつける、シロヤシオがあります。

2009. 4. 8

 

 No.8  オオバクロモジ  (クスノキ科)


 山歩きに疲れた時、クロモジの小枝を口に含むと
なんとも言えない、すっきりした香りがして
疲れが取れた覚えがあります。
 古くから、楊枝として使われきましたが
殺菌力もあるとの事で、先人の知恵を感じますね。

 日本海側に多く見られるのは、オオバ(大葉)クロモジ。
花と同時に、舞い上がるように若葉が開きます。

 自家製のクロモジ楊枝を使って食べる和菓子は
また、格別です。

2009. 4. 1

 

 No.7  ショウジョウバカマ  (ユリ科)


 少し薄暗い林の下に、この赤紫の花が咲き出すと
もう、山にも春が来たしるしです。

 普段はめだたない草花ですが、この時期だけは
楽風景の地面を明るく飾ってくれます。

 写真のような青っぽいものから、赤に近いものまで
様々です。ごくまれに白色もあるそうですが
まだ、見た事はありません。

2009. 3.30

 No.6 ワサビ    (アブラナ科)

 先日、小料理屋さんに行ったら、突き出しに
葉ワサビのおひたしが出てきました。
自然のワサビは、根があまり大きくならず
主に茎や葉を食すので、葉ワサビとも呼ばれています。
辛味が効いた、食感の良い小鉢は、お酒が進みます。

 楽風景の庭にも、白くて可愛らしい花が
あちらこちらに咲き出しました。
もったいなくて、なかなか食べる事が
できずにいます。

2009. 3.25

 No.5  ダンコウバイ  (クスノキ科)

 この花が咲くと、庭が一気に明るくなります。
黄色のボンボンのような、香りの良い花が
枝いっぱいに付いた様子は見事です。

 春咲く花に、黄色が多いと前に書きましたが
先日、虫の研究(主に蛾)をしている友人から
「黄色水盤」という、黄色い器の虫取りトラップの
話を聞きました。なんでも虫は、黄色を好む性質が
あるそうなんです。
それで春早い、虫の少ない季節の花は
黄色が多いのでしょうね。納得です。

 ダンコウバイは、春だけではなく
秋も楽しめます。紅葉の時期になると鮮やかな
黄色の葉っぱを見せてくれるのです。

2009. 3.23

No.4     キクザキイチゲ (キンポウゲ科)

 今朝、楽風景のミツバツツジの下に2本の
キクザキイチゲが寄り添って咲いていました。
 青い花もきれいですが、風に揺れる
白い花を見ているとなんとも言えません。

 なんだか山歩きがしたくなりました。
 遠くに見える角田山では、もう咲いているでしょうか......。


2009. 3.16

 No.3    キブシ (キブシ科)

  楽風景のミズナラ林にかんざしのお飾りのような
 黄色の花が連なって垂れ始めました。
  近くの山で咲いているのはもう少し花が小さくて
 長いものが多いようです。
  少し薄暗い林の中でこの花に出会うとなんだか
 ほっとします。

2009. 3.13

No.2    ヤブツバキ (ツバキ科)

  今年の冬は穏やかな日が多かったせいか
 ツバキの花付きが良いように思えます。
  敷地内には数多くのツバキが競って咲いていますが
 基本はこのヤブツバキ。
  新潟は山地に自生するユキツバキとの
 中間種も多く、色や形もさまざまですが、
 花の朱色と黄色、葉の緑色のコントラストは
 いつ見ても飽きることがありません。

2009. 3. 3

 No.1    マルバマンサク (マンサク科)

  早春に咲く樹の花は、黄色が多いです。
 その中でも真っ先に咲くのがマンサク。
  まず咲くからマンサクになったとも、枝一面に
 咲く様子から豊年満作に例えて付けられたとの説が
 あります。
  楽風景の裏庭に咲いたのは、日本海側の山地に
 自生しているマルバ(丸葉)マンサクです。
  まだ咲き始めですが、この明るくかわいい花が開くと
 春はもうそこまで来ています。 

2009. 2.12


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