季 節 だ よ り

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No.110
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No.90 ヒヨドリソウ ( キク科 )
    ( 鵯 草 )

 植えた覚えがないのに今年も白い花が咲きました。
高さは1m近くにもなり、なかなか目立ちます。
キク科の多年草で、ヒヨドリが山から下りてきて
鳴き出すころに咲くのでこの名前が付けられたとか。
でも近ごろ、ヒヨドリは一年中いるようなので
この説も・・・?
昔と環境が変ったのでしょうか・・・。

 花が少なくなるこの時期にはありがたいですね。

2012.7.1
 

No.89 ク ワ ( クワ科 )
     ( )

 良く行く本屋さんの角にある桑の樹に
赤い小さな実が付いていました。
日当たりが良いところで、もう黒く熟したものも
ちらほらと・・・。
口の中に入れると甘酸っぱい味とともに
子供の頃の記憶がよみがえります・・・。
さんざん遊び疲れると、この実を口いっぱいに
ほうばったものです。
お互いに赤くなった舌を見せ合ったのも
楽しい思い出です・・・。

2012.6.5

No.88   ホウチャクソウ ( ユリ科 )

         ( 宝鐸草 )

 

 樹々の下に細長い花が下がり始めました。

ホウチャクソウはナルコユリやアマドコロに

よく似た白い花を枝先に付けます。

ただ、数は一個か二個と控えめですが

そこがまたなんとも・・・。

 

 ナルユリと同じく地下茎で増えて条件が良いと

群生するので植えるときは場所を選んだ方が

良いと思います。(やや湿った半日陰が適地です)

 

 宝鐸とは寺院や塔の軒先に吊るす風鈴のような

飾りの事だそうです。

風で揺れる様子が似ているのでしょうか・・・。

 

2012.5.16

 

No.87 マルバマンサク (マンサク科)
      (丸葉万作) 

 

 マンサクの花が咲きました!

ようやく雪が溶けて裏の雑木林に入ったら

黄色いかわいい花がたくさん・・・!

 

 例年より半月あまり遅かったですが

今年も春が来たと告げてくれました。

これからまた一年、きれいな花々を

載せて行きたいと思います・・・。

 

 

                          2012.3.8

 

No.86 イチイ (イチイ科)
     (一位) 

 今年もイチイの実が真っ赤に実りました。
葉の濃い緑色をバックに、とても鮮やかです。

 小さな実の中に、種がのぞいて見えます。
実はとても甘く、熊が好物だというのですが
種にはタキシンと言う有毒なアルカロイドが
含まれているので、飲み込まないで下さい。
でも、熊は実だけ出すとは思えませんので
大丈夫なんでしょうか・・・?
(※くれぐれも子どもさんにはご注意を!)

 一位という名前は、昔、神事のための
お供え物に使ったり、高官が持つ笏(しゃく)
に利用したので、最高の木という意味で
付けられたとか。
 おじゃる丸くんの笏もイチイかな?

2011. 11. 16

No.85 スズメウリ (ウリ科)
     (雀瓜) 

 ネックレスのように緑のかわいい実が
庭にぶら下がっていました。
名前はスズメウリ。カラスが食べるのに
ちょうどいい大きさの瓜がカラスウリ。
こちらは約1センチと、だいぶ小さいので
スズメウリになったとか・・・。

 それにしてもぴったりな名前ですね。



2011. 10. 29

No.84 イヌタデ (タデ科)
     (犬蓼) 

 秋になるとちいさな赤い穂があちらこちらに・・・。
通称「赤まんま」と呼ばれて親しまれています。

 植物の名前には犬が付くものが少なくありません。
似ているけども、あまり役に立たないものなどに
付けたそうですが、このイヌタデも辛味があって
薬味になるヤナギタデに比べられてこの名前が・・・。
それにしても役に立たない代名詞にされた
ワンちゃんはかわいそうですね・・・。


2011. 10. 15

No.83 ノブドウ (ブドウ科)
     (野葡萄) 

 この季節、どこにいってもこの実が目立ちます。
青から赤紫色に熟した小さな実は、食べても苦いだけ。
でも鳥たちは食べているようです。
前にも書きましたが、鳥の味覚はどうなって
いるのでしょうね・・・。

 雑草あつかいされるのノブドウですが
私は大好きです・・・。





2011. 10. 1

No.82 ゲンノショウコ (フウロソウ科)
      (現の証拠) 

 昨年秋の花だより(No.60)で白花の写真を
載せましたが、今年は庭に赤花が・・・!

 東日本は白花が、西日本は赤花が多いとのこと
でしたが、新潟市は中間点なのでしょうか・・・。
庭木とともに遠くから運ばれて来たのかも
知れませんが、どちらの色もとても素敵です・・・。




2011. 9. 18

No.81 サワフタギ (ハイノキ科)
      (沢蓋木) 

 一昨年の花だより(No.38)に紹介しましたが
今年は一段ときれいな実が付いたので是非・・・。

 先回とは別の樹なのですが、つやつやした瑠璃色の
小さな実がなんとも・・・。
さっそく一枝、手折って花器に生けました。
秋は実ものが楽しいですね・・・。




2011. 9. 9

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