季 節 だ よ り

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 No.1〜10  No.11〜20  No.21〜30  No.31〜40  No.41〜50  No.51〜60  No.61〜70  No.71〜80  No.81〜

 No.60 ゲンノショウコ    (フウロソウ科)
       (現の証拠)
 

 楽風景の雑木林に小さな花が開き始めました。
白い花びらに薄紫色の線が入って、とてもきれいです。
ゲンノショウコと言う変った名前が付いていますが
この和名は、生薬として胃腸にすぐに効く、効果が
すぐに現れると言う事で付けられたそうです。
面白いですね・・・。

 一般に西日本では赤花が、東日本では白花が
ほとんどだそうです。
そうすると新潟はやはり東日本のカテゴリーになるんですね。
どうりで鉄道もJR東日本・・・。
 

2010. 10.4

 No.59 ヤブラン    (ユリ科)
       (藪欄)
 

 常緑の下草として使う事が多いランです。

花の少ないこの季節に、鮮やかな青紫の穂が
しばらくの間楽しめます。

とても丈夫な植物ですが、できれば
水はけのよい、半日陰の場所がベストです。
大きくなったら、株分けができますので
簡単に増やす事ができます。

ランの仲間は雑木林の足元を飾るのには
なくてはならない草花です。 
 

2010. 9.18

 No.58 ツユクサ    (ツユクサ科)
      (露草)
 

  九月に入っても暑い日が続いています。

 それでも楽風景の周りでは、小さな青い花々
咲き出しました。
朝露にぬれた姿は一服の清涼剤です・・・。
それにしても露草とは上手く名付けたものです。
日が高くなってくると露とともに花も消えてしまいます。
生け花にしても、ほんのひと時の間だけ・・・。
そこがこの花の魅力なのでしょう。
 

2010. 9.4

No.57 ヒルガオ    (ヒルガオ科)
     (昼顔)
 

 サツキツツジの間から、淡いピンク色の花が
開きました。

 アサガオと違って、昼まで開いているから
ヒルガオという名前に・・・。
庭木に絡むので雑草あつかいされて少し
かわいそうです。

 朝露に濡れて揺らいでいる姿を見ると
しばらくの間、暑さも忘れてしまいます・・・。
 

2010. 7.18

 
No.56 イワガラミ    (ユキノシタ科)
     (岩絡み)
 

 梅雨に入ってアジサイの仲間のイワガラミが
久しぶりに咲きました。
数年前に一輪だけ開いたのですが、今年は二輪も!

 楽風景の玄関前のハウチワカエデに付いて
来たのですが、なかなか大きくならず十数年で
やっと花を付けてくれるように・・・。

 白い装飾花が一枚だけなので、よく似ている
ツルアジサイと区別がつきます。(ツルアジサイは3〜4枚)
その花びらと緑の葉がが雨に濡れて
とても風情があります。

2010. 6.16

No.55 ヤブデマリ    (スイカズラ科)
     (藪手毬)
 

 ガクアジサイに似た白い花が風で揺れています。
スイカズラの仲間が咲き出しました。

横に伸びた花は生け花にするには少したいへんですが
大きな器に入れるととても素敵です。
緑の中に浮かぶ白い飾り花は目に染み入ります。



 

2010. 5.20

No.54 チゴユリ    (ユリ科)
    (稚児百合)
 

 新緑の雑木林を歩くと、足元に小さな白い花が
咲いています。
ユリの仲間でも特に小さな花は約1センチくらい。
とてもかわいらしくてチゴユリと名付けた人の
気持ちが良く分かります。

 楽風景のミズナラ林の下で揺れているのも
あとわずかの間です。
また来年も楽しみにしています・・・。

 

2010. 5.13

No.53 アブラチャン (クスノキ科)
      (油瀝青)
 

 昔、この樹の実をしぼって、油を取ったので
こんなおもしろい名前になったそうです。
ちなみにチャンは、油の原料名、瀝青の
中国語読みとのこと・・・。

 花は同じクスノキ科のダンコウバイクロモジ
似ていますが、少し淡い黄緑色で、やや小ぶりです。

 これからしばらくの間、楽風景の前庭を明るく
してくれると思います。
 

2010. 3.23

No.52 ウラクツバキ (ツバキ科)
      (有楽椿)
 

 織田信長の末弟で、利休の高弟でもあった
織田有楽斎が好んだツバキという事でこの名前が
付きました。
また、狂言にちなんだ太郎冠者(たろうかじゃ)
という別名もあります。
なんでも、多くの狂言で一番最初に登場する人物が
太郎冠者で、春早く咲き出す、このツバキを
なぞらえたのだとか、、、。

 室町時代に中国から入った椿が祖先だそうですが
このきれいなツバキから、色々なワビスケ
生み出されたそうです。

 鮮やかなピンク色の花が、枝いっぱいに咲くと
あたり一面が、とても明るくなります!

2010. 3. 9

No.51 マルバマンサク (マンサク科)
      (丸葉満作)
 

 今年もかわいい黄色い花が咲き始めました。
寒波の影響でしょうが、去年よりだいぶ遅い
開花
になりました。
 これからも一年間の最初の花だよりは
このマンサクの花からにしようと思っています。

 他の樹々の新芽もふくらみ始めました。
春はもうすぐです...。


2010. 2.27

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