季 節 だ よ り

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 No.1〜10  No.11〜20  No.21〜30  No.31〜40  No.41〜50  No.51〜60  No.61〜70  No.71〜80  No.81〜

 No.20 ウワミズザクラ (バラ科)


 猫のしっぽのような白い花が、風に揺れています。
その風で運ばれてくる独特の香りは、杏仁(あんにん)豆腐?
中国料理の杏仁豆腐は、アンズやアーモンドから作られる
そうですが、同じバラ科なので共通点があるのでしょうか。

 新潟では、この花の蕾を塩付けにしたものを「あんにんご」
と呼んで、食用にするそうです。お酒に合いそうですね。

 楽風景のウワミズザクラは、植えてから15年近くたって
ようやく、たくさん花を付けるようになりました。

 
2009.5.1

 No.19 ガクウラジロヨウラク (ツツジ科)


 ヨウラク(瓔珞)とは、仏像や寺院の装飾の一種で
花がきれいに垂れ下がっている様子が、似ているので
名付けられました。

 ガクウラジロヨウラクは他のヨウラクツツジに比べて
萼(ガク)が細くて長いのが特徴です。
主に、新潟県以北、日本海側寄りの山地に自生しています。
 
 ドウダンツツジに似た、ピンクのかわいらしい花が
ひとかたまりになって咲きだす様子は、とてもきれいです。
写真の花は、白っぽい方ですが、山ではもっとピンクが
濃いものが多いようです。

 
2009.5.1

No.18 ヤマ ツツジ (ツツジ科)


 これからの時期、山はさまざまなツツジの花盛りです。
その中でも、一番明るい色を見せてくれるのが
このヤマツツジ。

 どこの山でも見る事ができますが、明るく燃えるような
オレンジ色の花が、あちらこちらに浮かび上がるのを見ると
しみじみ「いいなー」と思います。

 楽風景の庭は、今がちょうど見ごろです。なんとか
5月の連休の間、咲いていてくれると良いのですが、、、。


2009.4.29 

 No.17 ユキグニ ミツバツツジ (ツツジ科)

 新潟県を始め、北陸地方の山地に自生しているツツジです。
少し前までは、ダイセンミツバツツジに分類されていたのですが
近年、ユキグニの名前が付きました。

 咲き始めの蕾の色は、濃い紫色。花もミツバツツジの
中では一番、濃く鮮やかだと思います。

 新緑の樹々の間に、目に染みるような赤紫色に咲いている
ユキグニミツバツツジを見に、今年もぜひ出かけて行きたいと
思っています。

2009.4.28

 No.16 トウゴク ミツバツツジ (ツツジ科)

 現在、庭木として流通しているミツバツツジの多くが
このトウゴクミツバツツジだと思います。
 
 関東地方の山地に自生しているので、トウゴク(東国)の
名前が付けられました。
 その他には、サイゴク(西国)、ダイセン(大山)等々
地域の名前を付けられたものが多いです。

 種類や個体差によって、色合いが微妙に異なります。
写真のツツジは、色が濃くて鮮やかな一本です。

2009.4.22

 No.15 ミツバ ツツジ (ツツジ科)


 楽風景のH.Pに、たびたび登場する写真の花です。
今年も見事に、たくさんの赤紫色の花を咲かせてくれました!

 ミツバツツジの仲間は、10種類以上あって、見分けるのが
難しいのですが、このミツバツツジだけは雄しべが5本なので
花が咲いていれば簡単に見分けられます。(他は10本)

 今日の強い風で、少し花びらが飛んでしまいましたが
後しばらく、楽風景の玄関前を明るくしてくれると思います。

2009.4.22

 No.14   コシノ チャルメラソウ (ユキノシタ科)

 昔、家族で山菜取りに、よく出かけました。
みんなが一生懸命、ワラビやコゴメなどを採っている時
私は名前も知らない、この草を採っていました。

 帰ってから図鑑を調べると、名前がコシノチャルメラソウ。
小さく立った花が、屋台のラーメン屋さんの楽器に似てるから
付けられたとか。
それにしても面白い名前ですね。

 常緑で、湿った日陰で良く育ちます。
水まわりに植えてやると風情があり、とても気に入っています。

2009.4.22

  No.13   ムシカリ (スイカズラ科)


 これから山に入ると、ひと際目立つのがこのムシカリ。
ガクアジサイに似た白い大きな花が、横に並んだ姿は
とても優美です。

 外側の白い花びらは、装飾花といって、虫を引き寄せる
効果があるそうです。
虫だけでなく、人間も引き寄せられますね。

 ちなみに、俳優で八ヶ岳に雑木林の楽園を作った
柳生 博さんも、一番好きな樹にムシカリの名前を
上げています。

2009.4.15

No.12   ハウチワカエデ (カエデ科)


 みなさん、モミジに花が咲くって知ってました?
カエデの仲間は目立ちませんが、それぞれ小さな花を
葉っぱと同時に開かせるのです。
 
 その中でも、比較的大きい花を付けるのが
このハウチワカエデ。
5ミリほどの濃い赤色の花が、たくさん下がっている
姿を見るのは、この季節の楽しみです。
 
 やがて、プロペラのような実を付ける事でしょう。

2009.4.15

No.11   タチツボスミレ (スミレ科)
 

 近くの野山の、どこにでも咲いているスミレですが
細長く伸びた茎に、淡い紫色の花が揺れている姿は
とても愛らしいです。
 
 背伸びするのは、雑木林で他の草花より、少しでも
目立とうとした結果なのかもしれませんね。

 手をかけなくても、元気に育ってくれますので
庭の下草としてもお勧めです。

2009.4.15

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